青い影

このまま離れていきそうな 
君の手をつかもうとしてやめた 
すでに遠くなってた
  
クリーム色の町 
砂に埋もれたみたい 
大粒の雨は激しく 
地をたたいていた
 
私はここで待ってる 
空でも見てるわ 
またいつか振り向いたとき 
微笑む君がいるかしら

子供の騒ぎ声 
遠雷の唸る音 
怯えながらもう少し 
外にいたかった
 
私は孤独が好きで 
君も好きだった 
またいつか振り向いたとき 
微笑む君がいるかしら
 
私はずっと待ってる 
空でも見てるわ 
またいつか振り向いたとき 
微笑む君がいるかしら

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月の桂

蔦紅葉をくぐって 
あなたの部屋を訪ねてゆくの 
今なら月の桂だって 
信じられる気がするわ

澄んだ空を仰げば 
出会った頃に帰ってゆくの 
秋の夜長のささやきを 
小箱に入れて贈るわ
 
あなたは偶然出逢えたと 
本気で思っているみたい 
あれは私の恋の罠 
告げれば何て言うかしら

蔦紅葉にからまり 
あなたが来るのを待っていたの 
優しい瞳に見つかって 
やっと私は生まれたの

星が瞬く空の下で 
あなたと初めてダンスした 
あれはあなたの恋の罠 
あなたなしではいられない

今でも信じていますか 
伝説の月の桂

水竜の逃亡者

あなたがいなくなってから 
みんなどこかおかしいの 
ちぎれゆく雲の形に 
あなたを重ねたりして
  
嵐の中 稲妻が光る 
あの空に消えないで 
ここには二度と戻れない
 
天空を渡る風のように 
いつか二人はなれると夢見た 
ハリケーンに身を投げた 
水竜の逃亡者

嵐の中 のみ込まれる船 
あの海に消えないで 
誰もその手を握れない
 
海原を渡る風のように 
いつか二人はなれると誓った 
サイクロンに身を投げた 
水竜の逃亡者
 
天空を渡る風のように 
いつか二人はなれると夢見た 
ハリケーンに身を投げた 
水竜の逃亡者

We miss you

夜の静寂の大通り 
悲しみの炎の川が 
どこまでも続いていた

街が泣いている 
ここにいる誰もが 
今は友達のよう
 
いるだけで眩しかった 
あなたが大好きでした 
キャンドルを捧げて We miss you

果たせなかった思いは 
今どこを彷徨ってるの 
すべて夢ならいいのに

人が叫んでる 
もっと憎むべきだと 
今はそれもできない
 
あなたを失ってから 
みな抜け殻のようです 
もう戦わないで We miss you

蛍の光が 
美しく揺れてる 
最後のあなた包み
 
いるだけで眩しかった 
あなたが大好きでした 
キャンドルを捧げて We miss you

SANCTUARY

綿菓子にはほど遠い 
土にまみれた羊たち 
馬にまたがる君が 
夏の陽射しにとけていた

前をゆく君の髪と 
戯れていた山の風 
転げそうになっても 
振り返って笑っていた
 
心配するなと言った 
君の瞳がはなれない 
あのとき口をつぐんだ 
言葉のすべて届けたい

汚れた車とばして 
迎えに行けばよかった 
草の風香るたび 
よみがえるあの夏の日々
 
どうにかなるさと言った 
君の瞳がはなれない 
あのとき口をつぐんだ 
想いは今も変わらない 
 
心配するなと言った 
君の瞳がはなれない 
あのとき口をつぐんだ 
言葉のすべて届けたい

夢の後はひとり

春から夏になる頃は 
夜風を感じていたくなる 
騒いだ部屋は置き去り 
夢は覚めてから輝きだす

星たちは雲に覆われ 
唯一わかるおぼろ月 
さっきみんなで観た映画 
余命3か月の主人公

ドアの開く音が聞こえて 
君が隣で肘をついた 
遠い猫のシルエット 
秘密のことみたいに教える

次第に蒼くなる空と 
浮かびあがる向かいのビル 
どこからか白い朝もや 
街を起こして消えてしまった
 
話す気なんてないことばかり 
口に出してしまいそう 
夢の後はひとり 
本当の私になれるとき

空と雲と風と

自転車を乗りすてて 
飲み終えたボトルに 
砂をつめてオニを決めた
強い風が帽子を飛ばす 
空を舞うビニール袋 
追いかけたら三日月 
もう顔を出してた
 
薄い雲の流れ 
アパートは夕日色 
果てしなく遠いものが 
どうしてこんなに気になるの

友達を呼ぶ声は 
帰り時のサイン 
誰も気づきたくなかった
みんな自転車にまたがって 
高いベランダを見上げて 
泥だらけの手のひら 
振りかえしこぎ出す
 
公園の落書き 
明日まで残らない 
どんなに残したいものも 
いつか風がさらってゆくの
 
薄い雲の流れ 
アパートは夕日色 
果てしなく遠いものが 
どうしてこんなに気になるの

HOME

町からは遥かに遠い 
緑と風のバス停 
降りれば目の前 
私の小さなホーム

庭にはいつも誰かいて 
おかえりの声がする 
バターの香りに 
吸い寄せられてリビング
 
またひとり歩けなくなり 
恋しいものが増えてゆく 
生まれた町の風

次の夏がくる頃は 
この顔ぶれも変わる 
連れ戻されて 
会えなくなる人もいる

どんな生き方だったのか 
余計なことは聞かない 
ただここにいたい 
それだけあればいいから
 
次は誰が旅立つのか 
考えたくないことばかり 
夕陽の窓に映る
 
幼い自分が手を振る 
誰にも見えない幻 
淡い光の中に

Last Piece

みんなで作りあげてきたパズル 
長い月日がかかりました 
よく見ればあと3つ
1つは私がはめ込みます 
1つは君がはめ込みます 
最後のピースはどこでしょう 
いったい誰が隠したの

みんなが諦めて帰った後 
こっそりはめることでしょう 
完成したパズルを
偉い人に見せることでしょう 
そして君よくやったねって 
ひとり褒められたいのでしょう 
最後のピースは誰の手に

みんなで作りあげてきたパズル 
長い月日がかかりました 
よく見れば靴の下
みんなで探していたピース 
私が踏みつけていました 
最後のピースはどこでしょう 
最後のピースは誰の手に

思い出させてあげる

ウェディングドレスが 
目の前を過ぎてゆく 
タキシードの男達は 
鍵盤みたいに並んでる

あなた幸せそうね 
すべて忘れたでしょう 
何をしても怒らないと 
調子にのっていたことも
 
一度も謝られずに 
許してしまうほど私 
お人好しじゃないから

シャンパンそそぐあなた 
つくったような笑みね 
この泡は私の気持ち 
あがり続けて消えないの
 
一度も謝られずに 
許してしまうほど私 
お人好しじゃないから

あなた幸せそうね 
すべて忘れたでしょう 
それならひとつ残らず 
思い出させてあげましょう 
思い出させてあげましょう

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roman

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