紺碧の空はやがて

紺碧の空は 
やがてほの白く 
街を闇から救ってゆく 
この心だけが 
明けることなく 
街に浮かんだまま凍える
 
何度も忘れようとした 
そのたびに胸がきしんだ 
いくら好きでも 
許せないことがあるんだ

紅の空は 
あの日に染まった 
僕だけしか知らぬ傷跡 
きみのぬくもりも 
届くことなく 
季節だけが繰り返される
 
何度も忘れようとした 
そのたびに胸が疼いた 
いくら好きでも 
許せないことがあるんだ

紺碧の空は 
やがてほの白く 
街を闇から救ってゆく

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波の華

波の華咲く浜辺 
僕はどこへ行きたいの 
帰りたい日々が 
沖をゆく鳥のように 
なお離れていく
 
なつかしさとせつなさは 
いつも隣り合わせ 
いずれ消える足跡を 
みんな雪に残すだけ

フレペの滝を見下ろし 
僕は何を捨てたいの 
愛された日々が 
騒ぐしぶきのように 
霧になっていく
 
なつかしさとせつなさは 
いつも隣り合わせ 
いずれわかる儚さを 
みんな雪に隠してる
 
なつかしさとせつなさは 
いつも隣り合わせ 
いずれ消える足跡を 
みんな雪に残すだけ

銀嶺

どうしてふられたの 
泣いてるだけの夜 
窓の外の雪が 
寂しさ積もらせてゆく
  
凍えてしまえば楽なのに 
毛布探してるなんて
 
眠ってしまえ安らかに 
今宵の夢は銀色 
吹雪の中に消える影

冷たい手のひらに 
哀しく光るリング 
無邪気だった頃が 
憎らしくて投げつけた
  
脆いものほど脆くないと 
人は思いたがるから
 
眠ってしまえ寂しさは 
次のぬくもりを探す 
朝にはとける夜の雪
 
眠ってしまえ安らかに 
今宵の夢は銀色 
吹雪の中に消える影

キリン草のハイウェイ

長すぎた恋は 
あっけなく壊れて 
思い出と走る 
キリン草のハイウェイ

河原ではしゃいだ 
二人をつなぐもの 
何もなくなって 
もう口もきかない
 
あの頃が懐かしいのは 
そのときあったものを 
もう失くしたと知っているから

走ることはない 
きっとこれが最後 
暮れてゆく空に 
続いているハイウェイ

去ってゆく背中 
出会ったときのまま 
少し猫背で 
大きいのに寂しげ
 
夢にまで見た恋だった 
手が届いたとたんに 
いらなくなった古いあこがれ
 
あの頃が懐かしいのは 
そのときあったものを 
もう失くしたと知っているから

Live with myself

ずっとひとりだった 
君が笑ってくれるまで 
たったひとりでもいい 
今はそう思えるんだ
 
君がいたから 
僕の世界は変わった 
Thank you for having me 
I have to live with myself

愛なんてひとごと 
もらえないと思っていた 
誰かのために尽くし 
偉くなろうとしていた
 
でも君がいた 
僕を抱きしめてくれた 
Thank you for having me 
I have to live with myself
 
君と出会って 
僕は本当に生まれた 
Thank you for having me 
I have to live with myself

秋のウィンク

キャラメルの香り 
黄色いスペードのじゅうたん 
君が来るまで深呼吸 胸いっぱい
  
澄みきった空 
流れるうす雲 
葉の揺れる音 
抱きしめていたかった
 
無償の愛などあげられないけれど 
せつない秋の落とし物あげる
君がいつか思うであろう 
時の涙ひとつ

キャラメルの香り 
風にのせて君の部屋まで 
来れなくなったと耳元 優しい声
  
どんな嘘でも 
愛しく思える 
出逢えた奇跡 
抱きしめていたかった
 
永遠(とわ)の愛などあげられないけれど 
冷たい秋のウィンクあげる
君がいつか思うであろう 
時の涙ひとつ
 

マウント・ロブソン

もう死んでしまったような 
心で走るスカイロード
見えてくるキャッスル・マウンテン 
妖精がいそうなレイク・ルイーズ
  
生まれ変わることも 
時を戻すことも 
できないけれど願ってる
 
マウント・ロブソン現れて 
雲よ開いてその向う 
その向うに愛はある

地上は氷河期のように 
一面 白い大氷原
誰かといても一人旅さ 
エメラルドグリーン ペイト・レイク
  
立ち止まることも 
振り返ることも 
弱いことだと思わない
 
マウント・ロブソン現れて 
本当はそこで待っている 
同じ場所で待っている
 
マウント・ロブソン現れて 
雲よ開いてその向う 
その向うに愛はある

紅にコウモリ

誰かを好きになり 
ひとりが恐くなる 
誰かを嫌いになり 
ひとりでいたくなる
  
自分になれない恋だった 
けれどそっとまもってた
 
宵の空に紅 
コウモリのシルエット 
まだ浮かぶ記憶 
飛び交って消えてゆく

何気ない言葉に 
愛を閉じ込めてた 
君の笑顔の中に 
愛を探していた
  
自分になれない恋だった 
けれどつなぎとめていた
 
宵の空に紅 
コウモリのシルエット 
まだ浮かぶ記憶 
飛び交って消えてゆく

金木犀

金木犀の香りが 
風に乗ってここまでくる 
君が隣にいれば 
わかちあえた秋
 
この僕でどこまでいけるだろう 
もう少し生きてみたら 
小さな答えがいくつか 
見つかるだろうか

ひと夏の夢だったと 
思えるまでここにいよう 
橙色の花が 
みんな落ちるまで
 
誰もが抱えきれぬ痛みを 
もっていると思えない 
小さな心が何かを 
壊したがってる
 
他人事のように思えるのは 
傷を避けてきた癖 
優しくしてくれた君に 
見破られた癖

Mach’s gut!

タクシーの川が 
どこまでも続く道 
君はもう夜の 
空をゆくほうき星

愛し合ってても 
帰るときが来るんだ 
君の青い瞳 
寂しげに潤んでた
 
ミュンヘンに着いたら電話して 
声が聞けたら大丈夫

広いロータリーで 
強く抱きしめ合った 
ひとりは束の間 
きっと戻れよMach’s gut!

残された人と 
スーツケースひく人 
行き交うスクリーン 
君の笑顔浮かんでる
 
ミュンヘンの街に降り立つ頃 
君の涙もかわくはず

広いロータリーで 
強く抱きしめ合った 
ひとりは束の間 
きっと戻れよMach’s gut!

タクシーの誘惑 
振りきって帰るよ 
夜風のにおいを 
今は吸い込みたいから

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