君の白く細い首に 
真珠の首飾りを 
そっとかけてあげよう 
誰も邪魔できない距離まで
近づいたら口づけを 
それはキューピッドの不意打ち
 
みなが見ないふりしてくれる 
ああ、なんて優しいのだろう 
二人だけが 
天上の星になったみたい

君が鎧をまとう日は 
花壇のそばまで行き 
どうか無事に帰るよう 
太陽に願いを届ける
清らかな金の光 
それはアポロンからの手紙
 
彼とはかならずまた会える 
そのときがひとつになれる 
あなたにとって 
一度しかない最後のとき
 
彼とはかならずまた会える 
ああ、なんて優しいのだろう 
二人だけが 
天上の星になったみたい

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2019.07.31
風に乗って舞い上がる 
自由という名の翼で 
雲を抜けて鳥と共に 
とらわれた君を救いに

育った町を見下ろし 
涙を一粒こぼそう 
悲しいふりをした後は 
恐れるふりをしてみせる
  
海が見えてくれば 
ずっと行きたかった島が 
現れるはずさ
 
このまま空を駆けていけば 
何もかもを失くすだろう 
それでも君の手をとりに 
青い朝を切り裂いて

たとえどこかで朽ち果て 
願いが叶わなくたって 
霧のように魂だけ 
君のもとへと走りたい

どんなに冷たい夜も 
疾風になり吹いていく 
月明りの中輝く 
露草の上を渡って
  
島が見えてくれば 
戦った者の石碑が 
現れるはずさ
 
このまま空を駆けていけば 
何もかもを失くすだろう 
それでも君の手をとりに 
青い朝を切り裂いて

2019.07.30
肩車で風きった 
いつかの並木道 
青い空に近づきたくて 
おねだりしたの覚えてる

泣いて帰って来た日に 
よくがんばったなと 
おでこにキスしてくれたよね 
髭が刺さって痛かった
 
怖がらないでBear Hug 
あの頃みたいに抱きしめて 
言葉じゃなくてぬくもりが 
いちばん心に届くから

もう子供じゃないけれど 
泣きたい日があるよ 
だけどあなたはテーブル越し 
帰る場所は消えたみたい
 
怖がらないでBear Hug 
秘めてる愛を解き放って 
握手じゃなくて全身で 
おまえが大事となぐさめて

2019.07.29
サーガに書かれた事象 
好まれる偽り 
それはハデスを葬る 
ただ一つの魔術

サーガに書かれぬ事象 
好まれぬ真実 
それはパンドラの箱の 
底に眠る希望
 
何に駆り立てられるの 
どうして月に魅せられるの 
震えても愛したい 
震えても愛してる

流れる汗は伝わり 
血は伝えられない 
白い呪文を解いたら 
見えてくるパレーシア
 
何に追い立てられるの 
どうして闇に魅せられるの 
消されても愛したい 
消されても愛してる 

震えても愛したい 
震えても愛してる

2019.07.28
湖に君を連れてきたのは 
昨日観た映画のせいさ 
きらめく水面 指でひっかいて 
微笑む僕を見せるため
 
美しく見えるものは 
すべて嘘さ 
君に愛されるため 
夢を見せるよ

風に流される小舟はまるで 
水溜りに浮かぶ枯葉 
じゃれあう二人静かに見つめる 
僕らはすでに競ってる
 
美しく見えるものは 
ヒプノシス 
真実を遠ざけて 
夢を見せるよ
 
美しく見えるものは 
すべて嘘さ 
僕が愛せるように 
夢を見せるよ

2019.07.27
優しくしたのは 
君にはこれっぽっちも 
ときめかなかったから
高台の風に 
君は身をあずけていた 
友達には戻れない
 
愛を打ち明けないで 
すべてが崩れ去る 
君の告白は 
やっとつくり上げた色に
ブラックを混ぜるのと同じ RUIN

ものわかりいいふりで 
聞き流した君は 
僕の告白を 
きっと忘れたかったんだ
魂の言葉だったのに

しばらく見ていた 
揺れる赤いワンピース 
白い家に消えるまで
流してたラジオ 
消してハンドルを握る 
あの街に下りてゆこう

2019.07.26
晴れた昼休み 
君とテラスでティータイム 
春風を吸い込んで 
踊る胸はそのままに

よく遊んでいた 
あいつ今どうしてるかな 
そう呟いた君は 
どこか寂しそうだった
 
小さい頃がいちばん 
何もかも知っていた 
いかないでとママの背中 
すがって泣いた真夜中

君がスプーンを 
握ろうとしてしくじった 
計算のない君を 
もっと守りたくなった
 
まだ肌寒いくらいが 
心地よく感じるよ 
どんなに忙しくたって 
明日も僕につきあって
 
小さい頃がいちばん 
何もかも知っていた 
みんな儚い花だから 
明日も僕につきあって

2019.07.25
帽子を深くかぶり 
足元を見続けてる 
誰かにぶつかっては 
謝ってばかりいる  

眼差しが返せない 
あなたが眩しすぎて
 
通り過ぎる寸前に 
心を隠さないで 
どこかを見つめていても 
私を見てると知ってるの

マフラーを巻きつけて 
寒いふりし続けてる 
誰かに気遣われて 
謝ってばかりいる  

眼差しが返せない 
あなたが綺麗すぎて
 
通り過ぎる寸前に 
心を隠さないで 
気まずさの中に光る 
余裕の欠片を知ってるの

2019.07.24
ゴールドの月が 
低く浮かぶ夜 
今日もまた一人 
魔法使いが消えてゆく

瞬く星屑 
見上げるプレイア 
津波の警告 
妖しい草の囁き
  
火を操りし者 
地を操りし者 
証言者を呼べ
 
Witch Hunt 
怖れと憧れ うまく舵をとれ 
Witch Hunt 
シビリアン騙して 伝説となれ

群れ飛ぶカラスが 
空をおおう朝 
今日もまた一人 
魔法使いを見送った

神秘をまとえば 
闇の伝道者 
無知は怖れを 
呼び覚ますマレフィキウム
  
風を操りし者 
水を操りし者 
証言者を呼べ
 
Witch Hunt 
揺らめく炎は 煙となり空へ 
Witch Hunt 
下ろされる刃は ノイズと大地へ
 
Witch Hunt 
怖れと憧れ うまく舵をとれ 
Witch Hunt 
シビリアン騙して 伝説となれ

2019.07.23
夢を見せると言いながら 
大人は子供を騙してた 
虹のような衣装の 
笛吹きが現れるまで

鼠を川へ追いやって 
笛吹きは帰っていった 
それ以上のことなど 
期待されてなかったから

ある朝もしくは昼下がり 
笛吹きは町にやってきた 
丘近くの洞窟で 
不条理をつきつけるため

子供たちはもういない 
嘘をつき続けている間に 
みんな消えてしまった 
笛吹き男と一緒に

2019.07.22
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